■Q1.ほうきは、何から作るのですか?
□A1.ほうきの原料は、イネ科の一年草の「ホウキモロコシ」です。
収穫したホウキモロコシは、頭を垂れたイネのように見えますが、栽培時はトウモロコシによく似た
背の高い草になります。
■Q2.ほうきは1本作るのにどれくらい時間が掛かりますか?
□A2.ほうきの種類にもよりますが、手間の掛かる「蛤ほうき」などは、3〜4時間ほど掛かります。
熟練した職人でも1日あたり、2本作るのが精一杯です。
■Q3.ほうきのお手入れの方法はどうすればいいですか?
□A3.ほうきの先が汚れてきたら、薄めた中性洗剤で湿らせた雑巾で撫でるように汚れを拭き取って下さい。
汚れが落ちて濡れたほうきは、1〜2時間陰干しで乾かして下さい。
■Q4.ほうきは、どれぐらい使えるのですか?
□A3.利用頻度にもよりますが、だいたい10年から15年はお使い頂けます。
古くなって、先が短くなってきた座敷ほうきも、お庭や、車庫など、外用のほうきとして
再利用されている方もいらっしゃるので、さらに2年から3年は使って頂けるようです。
■Q5.畳の部屋よりフローリングの部屋の方が多いのですが
□A5.つくばのほうき工房で栽培しているほうき草は、収穫を早めた柔らかく腰のある草を使用しておりますので、
畳の部屋だけでなくフローリングの床の細かい埃まで集めることができます。
階段の上から下に降りながら埃を集めるのも上手な使い方の一つです。
■Q6.掃き出しの窓がないので、ほうきを使う場所がないのですが
□A6.ほうきと掃除機を上手に使い分けてご使用下さい。ほうきで集めた埃を掃除機で吸い取ってしまえば、
電気代の節約にもなります。
■Q7.ほうきの値段は、何で決まっているのですか?
□A7.ほうきの値段は、ほうきの種類とほうき草の量、柄の長さなどで決まります。